妹に彼氏を寝取られ傷心していた地味女の私がナンパしてきた年下イケメンと一夜を共にしたら、驚く程に甘い溺愛が待っていました【完】
書き込みをした男の子は未成年者という事や、金銭欲しさに行動しただけで私に恨みがあった訳でもなかった事、本人もまさかここまでの騒ぎになるとは思っていなかった事などからその後の対応などは示談という形を取る事になり、裏で指示していた人物の特定を進める事で話は落ち着いた。
そして、話し合いは上手くいかなかった事もあって暫くは道枝家の人間と接触しないよう気を付けるという話で纏まり、日付けが変わる前には自宅マンションへ帰って来れた。
それからシャワーを済ませ、ようやくひと息つけたのは日付が変わった後だった。
「……百瀬くん」
「ん?」
「本当にごめんなさい」
「どうしたの、急に」
寝る支度を整えた私たちは共にベッドへ入り、互い身体を寄せ合って横になっている中、私は申し訳なさから百瀬くんに謝罪する。
入籍を済ませ、本来であればもっと幸せに浸るべき日だったにも関わらず、話し合いの場では常に気を使わせただけではなく、母が食ってかかっていった事で嫌な思いも沢山させただろう。
それに加えて例の書き込みの件も解決には至らず、モヤモヤした気持ちだけを残している。
とにかく自分の家族のせいで迷惑をかけてばかりの状況に謝罪しても足りないくらいで、百瀬くんを前にすると、ついつい『ごめんなさい』という言葉が口から出てきてしまう。
「……私と一緒になったばかりに、百瀬くんや荒木田家の方には本当に迷惑しかかけてないから……」
「またそれ? 別に亜夢が謝る事じゃないでしょ? 何でもすぐに自分のせいだと思うところ、亜夢の悪い癖だよ」
「でも……」
「でもじゃない。亜夢は悪くない。謝らなくていい」
私が言葉を続けようとすると、いつになく強い口調の百瀬くんが私の身体をギュッと抱き締めながら言葉を遮ってくる。
「亜夢がそうやって謝る度、俺は不安だよ」
「え?」
「そうして常に自分が悪い、自分のせいだって思ってる亜夢は、俺に内緒で自分だけでこの状況を何とかしようとしそうだから、不安だよ」
「そ、そんな事は……」
「無いって言い切れる?」
「……うん」
「それじゃあ、俺の目を見て、無いって言ってよ」
「…………」
「ほらね、やっぱり。いい? 間違っても、自分一人で何とかしようとは思わないで。書き込みの件もまだ片付いてないし、妹は何をしてくるか分からない。そんな状況の中、一人で行動する事は絶対しないで。約束して?」
百瀬くんは、全てお見通しだったようで、私が一人で無茶な事をしないよう釘をさしてきた。
そして、話し合いは上手くいかなかった事もあって暫くは道枝家の人間と接触しないよう気を付けるという話で纏まり、日付けが変わる前には自宅マンションへ帰って来れた。
それからシャワーを済ませ、ようやくひと息つけたのは日付が変わった後だった。
「……百瀬くん」
「ん?」
「本当にごめんなさい」
「どうしたの、急に」
寝る支度を整えた私たちは共にベッドへ入り、互い身体を寄せ合って横になっている中、私は申し訳なさから百瀬くんに謝罪する。
入籍を済ませ、本来であればもっと幸せに浸るべき日だったにも関わらず、話し合いの場では常に気を使わせただけではなく、母が食ってかかっていった事で嫌な思いも沢山させただろう。
それに加えて例の書き込みの件も解決には至らず、モヤモヤした気持ちだけを残している。
とにかく自分の家族のせいで迷惑をかけてばかりの状況に謝罪しても足りないくらいで、百瀬くんを前にすると、ついつい『ごめんなさい』という言葉が口から出てきてしまう。
「……私と一緒になったばかりに、百瀬くんや荒木田家の方には本当に迷惑しかかけてないから……」
「またそれ? 別に亜夢が謝る事じゃないでしょ? 何でもすぐに自分のせいだと思うところ、亜夢の悪い癖だよ」
「でも……」
「でもじゃない。亜夢は悪くない。謝らなくていい」
私が言葉を続けようとすると、いつになく強い口調の百瀬くんが私の身体をギュッと抱き締めながら言葉を遮ってくる。
「亜夢がそうやって謝る度、俺は不安だよ」
「え?」
「そうして常に自分が悪い、自分のせいだって思ってる亜夢は、俺に内緒で自分だけでこの状況を何とかしようとしそうだから、不安だよ」
「そ、そんな事は……」
「無いって言い切れる?」
「……うん」
「それじゃあ、俺の目を見て、無いって言ってよ」
「…………」
「ほらね、やっぱり。いい? 間違っても、自分一人で何とかしようとは思わないで。書き込みの件もまだ片付いてないし、妹は何をしてくるか分からない。そんな状況の中、一人で行動する事は絶対しないで。約束して?」
百瀬くんは、全てお見通しだったようで、私が一人で無茶な事をしないよう釘をさしてきた。