妹に彼氏を寝取られ傷心していた地味女の私がナンパしてきた年下イケメンと一夜を共にしたら、驚く程に甘い溺愛が待っていました【完】
「亜夢、探したよ」
「あ、百瀬くん。ごめんね、ちょっと風に当たりたくて」
「そっか。亜夢はこういうパーティーに慣れてないもんね、息が詰まるでしょ?」
「うーん、本音を言うと、少しね」
「それが普通だよ。俺、慣れてても疲れるし」
パーティー開始から約一時間、用意された料理を食べたり、参加者同士で会話を弾ませたりと各々がパーティーを楽しむ中、少し疲れた私は庭に出て星空を眺めていた。
「亜夢、妹の事、考えてる?」
「……うん。まだ見つからないのかなって」
「そうだよね。しかしどこに居るんだろうな。早朝、看護師が見回りに来た時には居なかったって言うし、何も持たずに出たんだからそう遠くは行けないはずなんだけど……」
「それなんだけど、もし、有紗に協力者が居たとしたら?」
「……うん、それは俺も考えてた。行方を探してる亜夢の両親は除外するとして、可能性があるとすれば、亜夢の元カレの広丘とか、後は、金森……だと思ってその二人の様子も探るよう頼んでみたんだけど……」
ここまで見つからないのならば協力者が居るのではという私の仮説に同調した百瀬くんが有紗とそれなりに深い関係にあった貴将や金森さんの名を上げると、一瞬言葉を区切った後、
「……広丘の方は行方が掴めたんだけど、金森の方が、まだ掴めてないんだ」
「え?」
「だから、もしかしたら、金森と妹は一緒に居る可能性がある。協力者が居れば、今になっても見つからないのも頷ける」
「……確かに」
金森さんの行方も分からず、有紗と共に行動している可能性があると言った。
「亜夢が不安になると思って黙ってた。ごめん」
「ううん、大丈夫……」
金森さんの事を考えると、あの日襲われかけた事を思い出して少し怖くなる。
しかもそう仕向けたのは他でも無い有紗だったのだから。
そんな二人が一緒に居て、何かをする為に身を隠しているんだとすれば、正直恐怖でしかない。
それに気付いた百瀬くんが私の肩を抱いて「大丈夫」と落ち着かせてくれていた、その時、
「不審者が周りを彷徨いているぞ!」
自宅を見回っていた警備員の人たちが何やら慌ただしく動き出したと思ったら、不審者が居るという声を上げて辺りが更に騒がしくなった。
「あ、百瀬くん。ごめんね、ちょっと風に当たりたくて」
「そっか。亜夢はこういうパーティーに慣れてないもんね、息が詰まるでしょ?」
「うーん、本音を言うと、少しね」
「それが普通だよ。俺、慣れてても疲れるし」
パーティー開始から約一時間、用意された料理を食べたり、参加者同士で会話を弾ませたりと各々がパーティーを楽しむ中、少し疲れた私は庭に出て星空を眺めていた。
「亜夢、妹の事、考えてる?」
「……うん。まだ見つからないのかなって」
「そうだよね。しかしどこに居るんだろうな。早朝、看護師が見回りに来た時には居なかったって言うし、何も持たずに出たんだからそう遠くは行けないはずなんだけど……」
「それなんだけど、もし、有紗に協力者が居たとしたら?」
「……うん、それは俺も考えてた。行方を探してる亜夢の両親は除外するとして、可能性があるとすれば、亜夢の元カレの広丘とか、後は、金森……だと思ってその二人の様子も探るよう頼んでみたんだけど……」
ここまで見つからないのならば協力者が居るのではという私の仮説に同調した百瀬くんが有紗とそれなりに深い関係にあった貴将や金森さんの名を上げると、一瞬言葉を区切った後、
「……広丘の方は行方が掴めたんだけど、金森の方が、まだ掴めてないんだ」
「え?」
「だから、もしかしたら、金森と妹は一緒に居る可能性がある。協力者が居れば、今になっても見つからないのも頷ける」
「……確かに」
金森さんの行方も分からず、有紗と共に行動している可能性があると言った。
「亜夢が不安になると思って黙ってた。ごめん」
「ううん、大丈夫……」
金森さんの事を考えると、あの日襲われかけた事を思い出して少し怖くなる。
しかもそう仕向けたのは他でも無い有紗だったのだから。
そんな二人が一緒に居て、何かをする為に身を隠しているんだとすれば、正直恐怖でしかない。
それに気付いた百瀬くんが私の肩を抱いて「大丈夫」と落ち着かせてくれていた、その時、
「不審者が周りを彷徨いているぞ!」
自宅を見回っていた警備員の人たちが何やら慌ただしく動き出したと思ったら、不審者が居るという声を上げて辺りが更に騒がしくなった。