妹に彼氏を寝取られ傷心していた地味女の私がナンパしてきた年下イケメンと一夜を共にしたら、驚く程に甘い溺愛が待っていました【完】
「久しぶりだね、お姉ちゃん」
「……有紗……」
金曜日の夜、二人は仕事終わりにデートをしていたのか、繁華街でバッタリ会ってしまった私たち。
「あ、こちらお姉ちゃんとお見合いする予定だった金森 勇気さんだよ」
「どうも、初めまして。金森です」
「あ、初めまして、あの、その節はすみません……母が勝手に話を受けたばっかりに……」
「いえ、気にしないでください。亜夢さんお綺麗な方ですから。御相手がいらっしゃるのも頷けますし、それに、元は亜夢さんとの縁談だったのに有紗さんが私なんかと見合いをしてくれて、有難く思ってるんですよ」
金森さんは黒髪ミディアムショートヘアで眼鏡を掛け、人当たりも良くて話に聞いていた通り温厚で心優しそうな人。
「ねぇお姉ちゃん、ご飯まだだったらどこか店で一緒に食べない? 勇気くんもね、お姉ちゃんと話したいって言ってたし。ね、勇気くん」
「あの、もし時間があるようでしたら、是非」
「あ……えっと……」
正直、私は話す事も無いし、有紗とは関わらないと百瀬くんと約束していたから断ろうと思ったけど、今回は二人きりじゃないし、金森さんに関しては母親が勝手に話を持って来たとは言え、元は私とお見合いをするつもりでいた人だ。ここで断るのは申し訳ないような気がして悩んでしまう。
「お姉ちゃん、良いでしょ? あ、彼氏に断りを入れるならそれでもいいよ? お姉ちゃんの彼氏、結構なヤキモチ妬きだもんね」
「そうなんですか?」
「い、いえ、そんな事は、無いんですけど……それじゃあちょっと、連絡だけ……」
もしもの時は連絡するように言われていた私は二人に断りを入れて百瀬くんに相談してみる事にした。
幸いにも、ちょうど移動している時だったようですぐに電話に出てくれた。
『――うーん、俺としては誘いには乗らずに断って欲しいけど、亜夢としては、やっぱり元は自分の見合い相手だった人だから、ここでも断るのは罪悪感があるんでしょ?』
「うん……」
『まあ二人きりじゃないし、人の多い店でなら、平気かもしれないね』
「そうだよね。それじゃあ少しだけ、話してくるね」
『でも、くれぐれも気をつけるんだよ?』
「うん、分かってる」
『俺もその場に行ければ良かったんだけど、まだ仕事が残ってるから……』
「ううん、平気だよ。それじゃあ、お仕事中にごめんね、またね」
結局、百瀬くんと相談した結果、有紗や金森さんと食事をする事になり、近くのファミレスへ入った。
「……有紗……」
金曜日の夜、二人は仕事終わりにデートをしていたのか、繁華街でバッタリ会ってしまった私たち。
「あ、こちらお姉ちゃんとお見合いする予定だった金森 勇気さんだよ」
「どうも、初めまして。金森です」
「あ、初めまして、あの、その節はすみません……母が勝手に話を受けたばっかりに……」
「いえ、気にしないでください。亜夢さんお綺麗な方ですから。御相手がいらっしゃるのも頷けますし、それに、元は亜夢さんとの縁談だったのに有紗さんが私なんかと見合いをしてくれて、有難く思ってるんですよ」
金森さんは黒髪ミディアムショートヘアで眼鏡を掛け、人当たりも良くて話に聞いていた通り温厚で心優しそうな人。
「ねぇお姉ちゃん、ご飯まだだったらどこか店で一緒に食べない? 勇気くんもね、お姉ちゃんと話したいって言ってたし。ね、勇気くん」
「あの、もし時間があるようでしたら、是非」
「あ……えっと……」
正直、私は話す事も無いし、有紗とは関わらないと百瀬くんと約束していたから断ろうと思ったけど、今回は二人きりじゃないし、金森さんに関しては母親が勝手に話を持って来たとは言え、元は私とお見合いをするつもりでいた人だ。ここで断るのは申し訳ないような気がして悩んでしまう。
「お姉ちゃん、良いでしょ? あ、彼氏に断りを入れるならそれでもいいよ? お姉ちゃんの彼氏、結構なヤキモチ妬きだもんね」
「そうなんですか?」
「い、いえ、そんな事は、無いんですけど……それじゃあちょっと、連絡だけ……」
もしもの時は連絡するように言われていた私は二人に断りを入れて百瀬くんに相談してみる事にした。
幸いにも、ちょうど移動している時だったようですぐに電話に出てくれた。
『――うーん、俺としては誘いには乗らずに断って欲しいけど、亜夢としては、やっぱり元は自分の見合い相手だった人だから、ここでも断るのは罪悪感があるんでしょ?』
「うん……」
『まあ二人きりじゃないし、人の多い店でなら、平気かもしれないね』
「そうだよね。それじゃあ少しだけ、話してくるね」
『でも、くれぐれも気をつけるんだよ?』
「うん、分かってる」
『俺もその場に行ければ良かったんだけど、まだ仕事が残ってるから……』
「ううん、平気だよ。それじゃあ、お仕事中にごめんね、またね」
結局、百瀬くんと相談した結果、有紗や金森さんと食事をする事になり、近くのファミレスへ入った。