その恋は甘くて危険【番外編追加済み】


久我先輩はそんな様子の私を見てか、少し笑った。


馬鹿なところがバレてしまったかも……


恥ずかしくなって、俯いてしまった。


「お待たせー!ん?君、どうしたの?具合でも悪い?」


「あ、いえ、大丈夫です」


俯いていたから、心配されたらしい。


大慌てで顔を上げ、首を振った。


「そっか!なら、よかった!あ、これは限定のスペシャルコースでございまーす!ごゆっくり食べてていいからね!」


ほんと明るい人だなぁ……


その場にいるだけで明るくなるというか……


「早かったね」


「まぁ、できてた分を盛りつけるだけだし!あ、ヤベッ!これ言っちゃいけなかったんだった!」


ふふっ……


店員さんの言葉に思わず笑ってしまった。

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