その恋は甘くて危険【番外編追加済み】
「笑われちゃったー、恥ずかしー!」
「思ってないよね?それ」
「俺にだって羞恥心くらいあるんだけど!?」
その掛け合いにも笑ってしまう。
仲良いんだなぁ……
「それで、潤はいつまでここにいるつもりなの?」
「ほんと輝悠が酷すぎる……」
いや、ちょっと分からないカも……
久我先輩、妙に店員さんに辛辣だなぁ……
苦笑いを浮かべていると、その時店内にベルの音が鳴り響いた。
「まぁ、他のお客さんが来たから消えるよ!じゃあね!」
そう言って店員さんは他のお客さんの接待に向かった。
「じゃあ、未珠ちゃん食べようか」
「あ、はい」
久我先輩が食べてから、私も食べ始めた。
わぁ、美味しい……!
一口食べて、すぐに感嘆する。