冷徹御曹司かと思っていたら溺愛御曹司でした〜甘い束縛にとらわれて
優しさのつもりで好きなところへ行こうと丸投げしてくる男もいるが、霧矢は、お互い楽しもうと考えてくれてるところが嬉しい。
「霧矢さんと一緒にいれればどこでも楽しめると思うけど…天気もいいし、公園はどう?」
「いいな。公園なんて子供の頃以来だ。レジャーシートと軽食を買ってデートしよう」
行き先に選んだ公園は、大きな池がある広大な広さの植物園を中心とした公園で、大人も遊べる遊具施設や、サイクリングコース、池の上を渡る遊歩道、そしてカフェもあり一日中いても楽しめるだろう。
駐車場から、手を繋いでくる霧矢は余裕があるようだが、砂羽としては、憧れていた人とデートというだけでも舞い上がるのに、手を繋ぎ、時折、顔を近づけて話をする霧矢に、ドキドキさせられっぱなしで、平常心でいられない。
遊歩道を歩き、池にいる鯉に餌やりして、植物園の中へ。
それぞれ植物のゾーンに分かれていて、綺麗な花をバックに写真を撮ろうとしていたカップルにお願いされて写真を撮ってあげたら、お礼に、2人並んで写真を撮ってもらうことになる。
もちろん、データは霧矢と共有する。
初めてのツーショット写真は、照れ笑いをする初々しいカップルだった。
広い植物園を堪能してから、芝生広場で、親子連れがキャッチボールや、サッカーをして遊ぶ姿があり、邪魔にならないようにレジャーシートを敷く。