冷徹御曹司かと思っていたら溺愛御曹司でした〜甘い束縛にとらわれて
昨夜から、欲情を押し殺していた霧矢は、砂羽の体の至る所に跡を残して、自分を刻んだ。
もちろん、砂羽の胸には、いくつも。
時折、激しく抱かれ、求められ、初めて感じるエクスタシーに何度も堕とされた行為は、砂羽の体力が底をつくまで続いた。
結局、霧矢の部屋で朝を迎えることになり、目覚めは、霧矢の腕の中という眼福に、幸せを噛みしめる砂羽だった。
「うーん。砂羽⁈起きたのか?」
「…おはよう、霧矢さん」
喘がされ続けた声は、掠れていて喉が痛い。
「おはよう、何時だ?」
カーテンの隙間からはいる光は、まだ、薄暗いことに気づいた霧矢は、砂羽のおでこにキスして、頬を撫でる。
「悪かった。想像していた砂羽より可愛くて、加減できなかった」
甘い言葉を並べられ、はにかむ砂羽だったが…
「想像って?」
「砂羽を抱く想像」
揶揄う口調で目元に色情を纏わせる。
好きでもない男に言われたら気持ち悪かったが、好きな男に言われたら、嬉しいと思うのは、惚れた弱みだろう。
「霧矢さんのエッチ」
「あぁ、砂羽限定で、スケベだ。だから、覚悟してろ」
これから、どんどん求めると宣言されているようなものだ。