君の隣で歌いたい。
「久しぶりだな」
私を下がらせた沢里は毅然と彼らに話しかけた。
堂々としているけれど、やはりどこかひりついている気がする。
彼らは顔を見合わせて、「おう」とか「ああ」など煮え切らない返事をする。
すると一人が沢里に対して言い辛そうにもごもごしながら切り出した。
「お前、こっちの学校戻ってくれば?」
「え?」
「だってなあ」
「サワソニで受賞したってことはその道まっしぐらってことだろ? だったらうちの学校の方が……」
「もう誰もお前の実力疑わないし……」
「ついでに【linK】も」なんて呟きも聞こえてきたがスルーして沢里を見る。