夫婦ごっこ
しっかりと口を閉じてパズルを再開した奈央だが、しばらくするとまた義昭からの視線を感じた。今度は何だと顔を上げようとして、奈央は自分がまた小声で呟いてしまっていたことに気づいて慌てて口を押えた。そのまま義昭のほうを窺えば、こちらを見て楽しそうにクスクスと笑っている。
「もう笑うの禁止!」
「ごめん。本当にかわいいから。どうせ僕しか見てないんだから、そのままの奈央さんでいてよ」
「じゃあ、からかわないでください」
「ごめんね。からかってないよ。真剣にパズル解いてる奈央さん見てると幸せな気持ちになるからついつい見てしまうだけ。笑わないから気にせずに解いて?」
「絶対ですよ?」
その後、義昭は奈央を笑うようなことはしなかったが、時折視線を感じて少しだけ落ち着かなかった。
でも、義昭がパズルを解いている姿を見ていれば、確かに奈央も幸せな気持ちになったから、義昭の言うこともわからなくなかった。パズルに夢中になっている様子を見ていると、義昭が少し幼く見えてそれがかわいかったのだ。奈央に隙を見せてくれているような感じがして嬉しかった。
なんだか二人の距離が近づいたように感じられて、この日以来二人はリビングで一緒に過ごすのが当たり前になった。
「もう笑うの禁止!」
「ごめん。本当にかわいいから。どうせ僕しか見てないんだから、そのままの奈央さんでいてよ」
「じゃあ、からかわないでください」
「ごめんね。からかってないよ。真剣にパズル解いてる奈央さん見てると幸せな気持ちになるからついつい見てしまうだけ。笑わないから気にせずに解いて?」
「絶対ですよ?」
その後、義昭は奈央を笑うようなことはしなかったが、時折視線を感じて少しだけ落ち着かなかった。
でも、義昭がパズルを解いている姿を見ていれば、確かに奈央も幸せな気持ちになったから、義昭の言うこともわからなくなかった。パズルに夢中になっている様子を見ていると、義昭が少し幼く見えてそれがかわいかったのだ。奈央に隙を見せてくれているような感じがして嬉しかった。
なんだか二人の距離が近づいたように感じられて、この日以来二人はリビングで一緒に過ごすのが当たり前になった。