【コミカライズ】「石油王にオレはなる!」 ~極上(プラチナ)御曹司と溺愛出張いってきます!!~
いくらお金持ちだからと言っても、今から石油王になるなんて無理がありすぎる。確かにサウジアラビアにはまだまだ石油埋蔵量は豊富だけれど、採掘権がないと話にならない。
そんなことにはお構いなしに、彼は大胆にも王子に近づいていく。隣に立つことが今日の私の仕事だから、離れないように早足でついていった。
『こんばんは、今夜はお会いするのを楽しみにしていました』
社長はイギリス仕込みの流暢な英語で話しかけると、王子は振り返ってじろりと彼を見つめる。王子といっても、年齢は私の父くらいの方だ。彫の深い目を鋭く光らせ、髭をたくわえた顎を押さえている。突然話しかけてきた社長が何者かを探っているようだ。
『私はイッセイ・ヒジリと申します。以前、海水を真水に変える技術の件で問い合わせを受けた者です』
社長が自己紹介を終えた途端、彼は冷たい表情を崩すと顔を破顔させて白い歯を見せた。社長が支援するベンチャー企業の一つが開発している新技術に、興味津々といった顔をしている。
『あぁ、ヒジリか! あの技術は素晴らしいよ。ぜひ我が国で採用したい』
そんなことにはお構いなしに、彼は大胆にも王子に近づいていく。隣に立つことが今日の私の仕事だから、離れないように早足でついていった。
『こんばんは、今夜はお会いするのを楽しみにしていました』
社長はイギリス仕込みの流暢な英語で話しかけると、王子は振り返ってじろりと彼を見つめる。王子といっても、年齢は私の父くらいの方だ。彫の深い目を鋭く光らせ、髭をたくわえた顎を押さえている。突然話しかけてきた社長が何者かを探っているようだ。
『私はイッセイ・ヒジリと申します。以前、海水を真水に変える技術の件で問い合わせを受けた者です』
社長が自己紹介を終えた途端、彼は冷たい表情を崩すと顔を破顔させて白い歯を見せた。社長が支援するベンチャー企業の一つが開発している新技術に、興味津々といった顔をしている。
『あぁ、ヒジリか! あの技術は素晴らしいよ。ぜひ我が国で採用したい』