【コミカライズ】「石油王にオレはなる!」 ~極上(プラチナ)御曹司と溺愛出張いってきます!!~
握手をするために手を差し伸べた王子が、いかにも親し気な雰囲気を出して社長の肩をもった。
『兄弟、今宵は共に語り合おうではないか!』
社長も社長だけれど、王子も王子だ。最新技術を手に入れるため、社長を絡めとるように態度を変えた。
『それはいいのですが、私も欲しいものがあります』
『なんだ、兄弟。遠慮はいらないから言いたまえ』
『殿下の持っている油田の採掘権を売ってください』
社長が大胆にも提案した途端、王子はピキリと動きを止めた。二人の間に冷たい空気が流れている。
『君は面白いな。採掘権とは、どの地区を望む』
『近頃見つかったフェリア地区を』
『あそこか……』
王子は髭にそっと触れると、一瞬私を見てニヤリと口角を上げた。あれはきっとろくでもないことを考えている顔に違いない。嫌な予感がして、背中がヒヤリとする。
『わかった、では勝負しよう。私はフェリア地区の採掘権を売ることを。君は淡水化技術と……そうだな、隣の美人を今度一日貸してくれればいい』
『兄弟、今宵は共に語り合おうではないか!』
社長も社長だけれど、王子も王子だ。最新技術を手に入れるため、社長を絡めとるように態度を変えた。
『それはいいのですが、私も欲しいものがあります』
『なんだ、兄弟。遠慮はいらないから言いたまえ』
『殿下の持っている油田の採掘権を売ってください』
社長が大胆にも提案した途端、王子はピキリと動きを止めた。二人の間に冷たい空気が流れている。
『君は面白いな。採掘権とは、どの地区を望む』
『近頃見つかったフェリア地区を』
『あそこか……』
王子は髭にそっと触れると、一瞬私を見てニヤリと口角を上げた。あれはきっとろくでもないことを考えている顔に違いない。嫌な予感がして、背中がヒヤリとする。
『わかった、では勝負しよう。私はフェリア地区の採掘権を売ることを。君は淡水化技術と……そうだな、隣の美人を今度一日貸してくれればいい』