【書籍1巻発売&コミカライズ進行中】悪女の汚名返上いたします!
 愛する人が幸せそうに微笑する姿に、ユーリスはホッと安堵すると同時に、この先もずっと彼女の笑顔を守り続けたいと強く思った。

 胸の奥から止めどなく湧き上がる想いは、やがて言葉となって口をついて出た。

「ベアトリス」

「ん?」

「好きだよ」

「うん、私も~。………………って、ええええっ!? なっ、ななななんで急に!?」

「ちょっ、暴れるな、落ちるぞ」

「だって、ユーリスが急に、こ、告白? みたいなこと言うから」
 
「告白”みたい”じゃなくて、告白だ。自覚したのは最近だが、俺はずっと君のことが好きだった」

 大きな青い目を見開き、真っ赤になって狼狽えるベアトリス。
 彼女の細い腰を抱き、ユーリスは尽きることのない愛を伝える。

「どんな逆境にも負けず、挫けず、未来を変えようと努力するベアトリスを、俺は心から尊敬している。そして、これからも一番近くで君を守りたい。──愛している、ベアトリス」

 はっきりと想いを口にすれば、彼女は恥じらうように視線を彷徨わせた後、小さな声でこう言った。

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