エリート外交官はワケあり妻を執愛で満たし尽くす
 先生とはいろいろなお喋りをしたけれど、まだ知らないことがたくさんあったらしい。

 驚いていると、先生は急にぱちんと手を叩いた。

「そうだ。うちでホームパーティーをしましょう! 夕食をご馳走させて」

「そんな、ご迷惑になりませんか?」

「全然! 家でもよく純美ちゃんの話をしていたし、ロッコもきっと喜ぶよ」

 どうやら旦那さんの名前はロッコと言うようだ。

 名前を呼ぶ時だけ、声の響きが甘くなった気がして微笑ましくなる。

「一緒に楽しんだら悩みも解決するかも。ぜひ旦那さんも誘ってちょうだい」

 一瞬、百合先生夫婦に北斗を紹介したら楽しいだろうなと思った。

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