エリート外交官はワケあり妻を執愛で満たし尽くす
 人のよさそうなメガネの男性は、非常に恰幅がよかった。

 日本語を話しているけれど、どう見ても日本人ではない。

「やあ、ジョッシュ。久し振りだな」

 知り合いだったようで、北斗が気楽な態度で話しかける。

 私も慌てて立ち上がり、疲れを見せないよう笑みを作った。

「今日、君が来るって聞いたから楽しみにしていたんだ。伯父さんは元気?」

「ああ。君に会ったことを伝えておくよ」

 ジョッシュと呼ばれた男性は、北斗にぎゅっとハグをすると自分の背後を振り返った。

「アレックス。話していた北斗だよ」

 話しかけられた女性は、目のやり場に困るくらい官能的なドレスに身を包んでいた。

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