エリート外交官はワケあり妻を執愛で満たし尽くす
 かなり背が高い。しかも抜群にスタイルがよく、大きくえぐれた襟ぐりからふくよかな胸がこぼれ出そうになっている。

 かなり目立つライトグリーンのドレスは、彼女自身の迫力に少しも負けていない。

「アレックスよ。ジョッシュとは仕事で一緒になることが多くてね」

「つまり君もジョッシュの被害者のひとりか」

「そんな! ひどいじゃないか!」

 横で笑いながら文句を言われても、北斗は気にしていない。

 私も自己紹介すべきかと思ったけれど、その前にアレックスさんと北斗が当然のようにハグをしたのを見て、固まってしまった。

「すごい。私を見下ろせる日本人は珍しいのに。身長はいくつ?」

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