危険な略奪愛 お嬢様は復讐者の手に堕ちる
「……お前どこまで知ってるんだ」
「お父様が蓮の両親にしたことは許されないことです。罪を……償って」
確証はなかった。けれど真実を知るためにカマをかけるしかなかった。
「蛙の子は蛙だな」
父がぼそりと呟くが、その真意はわからなかった。
「どうして殺したの」
「時には、正しいことのために、手段を選ばず行動しなければならない時がある。」
「それは正義のためではなく、自分のためでしょう」
「あいつの父親もしつこかった。不正を暴くとかなんとか言って、なかなか食い下がろうとしなかった」