危険な略奪愛 お嬢様は復讐者の手に堕ちる
しかし、その魔法石を見つけた直後、少女は怪我をして瀕死状態になってしまう。
少年は少女の傷を治すために、魔法石の力を使うことを決意する。しかし、石は命と引き換えに願いを叶えるのだと知る。
魔法石の番人は、それでもセラを救いたいか少年に訊ねた。
少女が目を覚ますと、少年は姿を消していた。
少女は少年と再び出会えることを祈って、森の中でいつまでも彼を待つのだった。
少年が最後にいた場所に、目印となるように花を植えて。
絵本にしては、いささか暗すぎる。少なくとも子供向けではない。本当に自分のためだけの作品だった。
入退院を繰り返していた中学生の頃から考えていた物語で具合が悪くて孤独だった日々の影響かハッピーエンドとは言い難いけれど、すみれは気に入っていた。