柚菜〜初恋編〜
「高瀬」
聞き覚えのある声に、ホッとする柚菜
雄太「なんで夜に一人で神社なんているんだよ!危ないだろ」
柚菜「別に危なくないし。てかなんで来たの」
雄太「心配だからだろ」
柚菜は階段に座る
雄太「ここ真っ暗だけど」
柚菜「暗い方がいい」
沢山泣いて、目が腫れていた柚菜は、顔を見られたくなかった
雄太は、柚菜の横に座る
雄太「今日クリスマスだぞ?」
柚菜「そうだね」
雄太「家でクリスマスやらないの?」
柚菜「そんな家庭じゃないから」
雄太「そっか‥寒いな」
柚菜「帰りなよ」
雄太「高瀬が呼んだんだろ?」
柚菜「呼んでないし」
雄太「俺、今日誕生日なんだけど」
柚菜「えっ‥ごめん‥」
雄太「なんで?俺は、連絡きて嬉しかったけど」
柚菜「え?」
動揺する柚菜
雄太「寒くないのか?」
柚菜「寒いけど、大丈夫」
雄太は、柚菜の手を握る
柚菜「なに‥」
雄太「めちゃ冷たいじゃん」
柚菜「大丈夫だから」
雄太は、手を離そうとしない
柚菜の心臓がドキドキする
雄太「こうしてたら、俺も温かいし」
冷たい手が、少しずつ温かくなる
愛じゃなくて、自分に会いに来てくれた事が嬉しくて、柚菜も手を握り返す
雄太は、少しびっくりした顔で柚菜を見る
柚菜「寒いだけだから」
少しの間、手を繋いで、ただ隣に座っていた
聞き覚えのある声に、ホッとする柚菜
雄太「なんで夜に一人で神社なんているんだよ!危ないだろ」
柚菜「別に危なくないし。てかなんで来たの」
雄太「心配だからだろ」
柚菜は階段に座る
雄太「ここ真っ暗だけど」
柚菜「暗い方がいい」
沢山泣いて、目が腫れていた柚菜は、顔を見られたくなかった
雄太は、柚菜の横に座る
雄太「今日クリスマスだぞ?」
柚菜「そうだね」
雄太「家でクリスマスやらないの?」
柚菜「そんな家庭じゃないから」
雄太「そっか‥寒いな」
柚菜「帰りなよ」
雄太「高瀬が呼んだんだろ?」
柚菜「呼んでないし」
雄太「俺、今日誕生日なんだけど」
柚菜「えっ‥ごめん‥」
雄太「なんで?俺は、連絡きて嬉しかったけど」
柚菜「え?」
動揺する柚菜
雄太「寒くないのか?」
柚菜「寒いけど、大丈夫」
雄太は、柚菜の手を握る
柚菜「なに‥」
雄太「めちゃ冷たいじゃん」
柚菜「大丈夫だから」
雄太は、手を離そうとしない
柚菜の心臓がドキドキする
雄太「こうしてたら、俺も温かいし」
冷たい手が、少しずつ温かくなる
愛じゃなくて、自分に会いに来てくれた事が嬉しくて、柚菜も手を握り返す
雄太は、少しびっくりした顔で柚菜を見る
柚菜「寒いだけだから」
少しの間、手を繋いで、ただ隣に座っていた