タオル係の、独占欲。(短)
「下見に、行こうかと思って……」
「下見……ですか?」
「そう。文化祭の出し物、候補は決まったから。その準備が滞りなく出来るかの下見」
「……」
出し物がきちんとできるかの下見をしてから、皆にプレゼンしようと思ってるんだ、緒都くんは。
面倒くさそうな顔をしてるけど、すごく細かい所まで考えてくれてるんだな。
「……ふふ」
「今、なんで笑ったの」
「いえ、何でもありません」
緒都くんのギャップを見た気がして、なんだか面白いし、嬉しい。
緒都くんってイケメンだけど無気力なんて言われてるけど、全然そんな事ないよ。