愛しのプラトニック・オレンジ~エリート消防官の彼と溺甘同居中~
「本当に俺が食べていいのか? なんだかもったいないんだが」
「北斗さんのために作ったのよ?」
テーブルに身を乗り出して、大きな目でじっと見つめてくる。
真っ直ぐで純真な眼差しに、不覚にも胸が熱くなっていくのを感じた。
「じゃあ、ありがたくいただくよ」
彼女がはにかむようにこくりと頷く。
サクッとしたサブレにビターチョコのほろ苦い甘み。プレートは抹茶とイチゴで風味が華やかだ。
「おいしい。俺向けに、甘さ控えてくれたんだ?」
彼女は「うん」と小さく呟いて、頬を染めてうつむいた。
かわいいな、と笑みがこぼれる。遊真がシスコンになるわけだ。
「本当にすごいよ。大変だったんじゃないか?」
「大変だったけど、楽しかったよ。製菓にも興味があったし、いい勉強になった。今後も役立つだろうから――」
すると、少々考え込むように首を傾げたあと、俺に向き直った。
「実は卒業したら、カフェを開こうと思っているの。経営に詳しい友人が開業の手続きや経理を引き受けてくれるって。私は店のコンセプト立案やメニュー作りを任されてるんだ」
きらきらと表情を輝かせて語り始めた彼女に、驚いて絶句した。
「北斗さんのために作ったのよ?」
テーブルに身を乗り出して、大きな目でじっと見つめてくる。
真っ直ぐで純真な眼差しに、不覚にも胸が熱くなっていくのを感じた。
「じゃあ、ありがたくいただくよ」
彼女がはにかむようにこくりと頷く。
サクッとしたサブレにビターチョコのほろ苦い甘み。プレートは抹茶とイチゴで風味が華やかだ。
「おいしい。俺向けに、甘さ控えてくれたんだ?」
彼女は「うん」と小さく呟いて、頬を染めてうつむいた。
かわいいな、と笑みがこぼれる。遊真がシスコンになるわけだ。
「本当にすごいよ。大変だったんじゃないか?」
「大変だったけど、楽しかったよ。製菓にも興味があったし、いい勉強になった。今後も役立つだろうから――」
すると、少々考え込むように首を傾げたあと、俺に向き直った。
「実は卒業したら、カフェを開こうと思っているの。経営に詳しい友人が開業の手続きや経理を引き受けてくれるって。私は店のコンセプト立案やメニュー作りを任されてるんだ」
きらきらと表情を輝かせて語り始めた彼女に、驚いて絶句した。