敏腕社長は雇われ妻を愛しすぎている~契約結婚なのに心ごと奪われました~
恥じらいが勝ってつい抵抗したものの隼人さんは丁寧に私の服を脱がし、ベッドにそっと横たわらせた。彼もシャツを脱ぎ捨て私に覆いかぶさってくる。ベッドがふたり分の体重で沈み、わずかに音を立てた。
天井のライトがぼんやり視界に映り、逞しい隼人さんの体をまじまじと見つめる。程よく焼けて筋肉がついて引き締まった体は純粋に綺麗だ。思わず触りたくなるほどに。
じっと視線を送っていると、隼人さんがこつんと額を重ねてきた。
「なにを考えている?」
すぐに意味が理解できず、目を瞬かせる。気のせいかもしれないが、なんとなく隼人さんは怖い顔をしていた。
「過去の男のことを思い出しているんじゃないだろうな?」
「な、なんでそうなるんですか!」
続けられた言葉に反射的に噛みつく。まさかそんなことを疑われていたなんて、見当違いもいいところだ。
「隼人さんが素敵だなって見惚れていたんです」
おかげでふいっと顔を背けた。けれどすぐに後悔する。
どうしよう。せっかくの甘い雰囲気を壊しちゃった。
「悪かった」
ところが、どうするべきか迷っているところに声が降ってくる。
「くだらないことで嫉妬した。余裕がなさすぎたな」
「そんなことないです!
自嘲的に笑う隼人さんに私は即座に返す。
「隼人さんこそ手際がよすぎて、私よりいっぱい経験しているんだなって考えたら、私も少し悲しくなって……」
彼の気持ちがまったくわからないわけでもない。私も無意識に嫉妬していた。
天井のライトがぼんやり視界に映り、逞しい隼人さんの体をまじまじと見つめる。程よく焼けて筋肉がついて引き締まった体は純粋に綺麗だ。思わず触りたくなるほどに。
じっと視線を送っていると、隼人さんがこつんと額を重ねてきた。
「なにを考えている?」
すぐに意味が理解できず、目を瞬かせる。気のせいかもしれないが、なんとなく隼人さんは怖い顔をしていた。
「過去の男のことを思い出しているんじゃないだろうな?」
「な、なんでそうなるんですか!」
続けられた言葉に反射的に噛みつく。まさかそんなことを疑われていたなんて、見当違いもいいところだ。
「隼人さんが素敵だなって見惚れていたんです」
おかげでふいっと顔を背けた。けれどすぐに後悔する。
どうしよう。せっかくの甘い雰囲気を壊しちゃった。
「悪かった」
ところが、どうするべきか迷っているところに声が降ってくる。
「くだらないことで嫉妬した。余裕がなさすぎたな」
「そんなことないです!
自嘲的に笑う隼人さんに私は即座に返す。
「隼人さんこそ手際がよすぎて、私よりいっぱい経験しているんだなって考えたら、私も少し悲しくなって……」
彼の気持ちがまったくわからないわけでもない。私も無意識に嫉妬していた。