妹の方が聖女に相応しいと国を追い出されましたが、隣国の王太子に見初められました。今更戻って来て欲しいなどと言われても困ります。
牢屋に入れられた私は、見張りの兵士から話を聞いてみた。
一体、どうしてこんなことになっているのか。それが知りたいと言ったら、兵士は意外にもすんなりと教えてくれた。
どうやら、ホーネリアはとある主張をしているらしい。
それは、私が悪魔の力を使い、彼女から魔力を奪ったという主張である。
そんな素っ頓狂な主張は、にわかには信じられないことだろう。
だが、その主張を証明するかのように、私の体からは魔力がなくなっており、ホーネリアの体には魔力が満ち溢れていた。
彼女は、私から魔力を取り戻したと言っているそうだ。
とはいえ、それだけでホーネリアの主張が通るはずはない。
なぜなら、その理論に当てはめれば、彼女が私の魔力を奪ったという事象も考えられるからである。
「その点も既に、調査は終わっている。我々は、お前の自室から一冊の本を見つけた。専門家によると、それは魔導書であるらしい」
「魔導書……」
「その魔導書には、しっかりと記されていたさ。魔力を奪う方法がな……ふん、上手くやったつもりのようだが、油断したな」
一体、どうしてこんなことになっているのか。それが知りたいと言ったら、兵士は意外にもすんなりと教えてくれた。
どうやら、ホーネリアはとある主張をしているらしい。
それは、私が悪魔の力を使い、彼女から魔力を奪ったという主張である。
そんな素っ頓狂な主張は、にわかには信じられないことだろう。
だが、その主張を証明するかのように、私の体からは魔力がなくなっており、ホーネリアの体には魔力が満ち溢れていた。
彼女は、私から魔力を取り戻したと言っているそうだ。
とはいえ、それだけでホーネリアの主張が通るはずはない。
なぜなら、その理論に当てはめれば、彼女が私の魔力を奪ったという事象も考えられるからである。
「その点も既に、調査は終わっている。我々は、お前の自室から一冊の本を見つけた。専門家によると、それは魔導書であるらしい」
「魔導書……」
「その魔導書には、しっかりと記されていたさ。魔力を奪う方法がな……ふん、上手くやったつもりのようだが、油断したな」