冷血警視正は孤独な令嬢を溺愛で娶り満たす
 豪華なスイートルームと普段なら絶対に着ない下着。非日常感が蛍の身体をどんどん敏感にさせる。彼の指が、舌が素肌を探るたびにはしたない声が漏れて止められない。
 いつもよりずっと挑発的な蛍の姿に左京が昂っていくのもよくわかった。大きな手が荒っぽく太ももを撫で回す。
「そういえば、ちょうどこの辺りに犬伏が触れたんだよな」
 不愉快そうな声でつぶやくと彼はゆっくりと頭をさげていく。
「消毒をしよう。たっぷりと」
「あっ、左京さん」
 熱い唇が強く太ももを吸う。犬伏の指先が触れたときは嫌悪で全身が硬直したのにどうしてこうも違うのだろう。
(左京さんだと、トロトロに溶けていくみたいに力が抜ける)
 彼の唇はどんどん上に内側へと向かっていく。
「んっ、そんなところまでは触られていないです~」
「付近も消毒しておかないと毒が広がっていたら困るだろう」
 蛍が抗議をしても左京に聞く気はないようだ。ショーツの隙間から指先が侵入する。びくりと蛍は腰を浮かせた。
「あ、はぁ」
 泉が満ちて、あふれていく。左京の指先がしっとりとぬれていく。
「とろけきった蛍の顔、たまらないな」
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