月明かりタンゴ〜罪の恋〜
ダコタちゃんは家の前で私を待ってた。

「ダコタちゃん!」
「可奈チャン!Hi!元気?」
「Yeah! 一緒に行こう!」

3ヶ月だけバイトは一緒だったけど仲良くなってた。親友になれるくらい。最初は友達いなくて日本語少しだけ喋れたけど少しずつなんか上手くなってきた。この頃友達がいるけどまだ初めての友達とバイトへ散歩してる。

実は私はずっと前から妹がほしかった。「お姉さん」と呼ばれてないけどダコタと仲良くなって嬉しい。

だって、優愛お姉さんみたいな姉じゃないから。

「学校頑張ってる?」
「うん、でもなんか疲れてるねぇ…」
「よしよし!バイト後でアイス食べに行こう!」
「わーい!」

なんか、ダコタちゃん羨ましいよ。

金髪美少女で可愛いから絶対に彼氏作れる。私は…地味子すぎる。

ずっと前から彼氏できなかったから、晴夜お兄さんが「愛してる」って言われる時はいつも幸せになる。見せかけなんだけどどうでもいいじゃん。

私みたいな女には、他に愛されるチャンスはない。

だから目覚めて普通の人生生きてるふりして夜はお兄さんの腕の中にいる。最悪の女になったね。

愛されないはず。

なのに甘い言葉を信じていたい。

「ダコタちゃん」
「ん?何?」
「辞めたいけど辞めたくない時はあるの?」
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