ヒートフルーツ【特別編集版第2部】/リアル80’S青春群像ストーリー♪
美しき毒、さらに…/その2
麻衣



「確約しよう。”今後とも”でいい」

「ありがとうございます。それと…、仮にどうしても矢島さんを説得できない際、私の処分で完結ですよね?」

「それは倉橋に責任のあるなしということか?」

このあたりから、この人、ちょっと構えが入ってきた


...



「はい。あくまで彼は、今回の合意に基づいた責任共有ですから。過去の私の行いが遡及した際は、対象外です。私の解釈でいいですね?」

「麻衣…、そういうことでいい。矢島さんにもそのように認識させる」

よし、この一言があなたから聞ければ一応は終わりだ

「お願いしますね、そこんとこは。何しろ、私は優輔さんのこと、愛してしまったんですから」

「はは…、お前はとても女子高生とは思えないほど、何をするにしても大人顔負けたったが、女としては所詮ガキにしか見えなかったよ。ところがどうだ。今目の前にいるお前には、なんとも大人の色気を感じる。ここに来て、いい女になったな、麻衣」

ここで一気にリラックスムードとなった

「あら、照れちゃうわ。剣崎さんにそんなこと言われるなんて。じゃあ、どうせなら、あなたもその気にさせてからやらかした方が面白かったかしら…」

「おお、今のお前に言い寄られりゃ、その気になったかもな。そしたら倉橋とは三角関係かよ…、未成年の女の子めぐって。ハハハ、まるでマンガだ」

ふふっ…、この人がこんな砕けたコトを口にするなんて…


...


だけど今まで通りじゃない…

どうやら、変化ありと見たわ

この人を取り巻く諸々の事情ってのにね…

そんなら、まだ終わらないわね

刺激的な麻衣ロードは続くってことだよ







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