世界で一番好きな人
「早くどんどんパンケーキ作って!今日もきっとお客さんたくさん来るだろうから、今のうちにたくさん作り置きしとくぞー!」
「あ、茉莉花!廊下行くならついでに調理室からフルーツ入ってるダンボール持ってきて!」
「はーい」
忙しすぎて千瑛と回るどころじゃないけど、この文化祭の忙しさは割と好きだ。
今日は回れるといいけど、一応昨日回る約束だったわけだし、今日は無理かな…。
そんなことを考えながらダンボールの箱を抱えて教室に戻っていると、ひょいっと横から箱を取られた。
「昨日は大盛況だったなー俺らのクラス。わんちゃん売り上げ賞一位もらえんじゃね?」
千瑛がにっと眩しい笑顔で笑いかけてきた。
「だといいよねー。景品、学食一年無料券だよ?絶対ほしい!」
「あはは、色気のないやつだな」
千瑛にべしっと頭を叩かれ、思わず頰が熱くなる。
「あ、茉莉花!廊下行くならついでに調理室からフルーツ入ってるダンボール持ってきて!」
「はーい」
忙しすぎて千瑛と回るどころじゃないけど、この文化祭の忙しさは割と好きだ。
今日は回れるといいけど、一応昨日回る約束だったわけだし、今日は無理かな…。
そんなことを考えながらダンボールの箱を抱えて教室に戻っていると、ひょいっと横から箱を取られた。
「昨日は大盛況だったなー俺らのクラス。わんちゃん売り上げ賞一位もらえんじゃね?」
千瑛がにっと眩しい笑顔で笑いかけてきた。
「だといいよねー。景品、学食一年無料券だよ?絶対ほしい!」
「あはは、色気のないやつだな」
千瑛にべしっと頭を叩かれ、思わず頰が熱くなる。