ムラマサ! ~道端でちょっとめんどくさいイケメンを拾いました~
「いいじゃないか。
 雰囲気いいだろ。

 この部屋に合ってるし。

 使わないのが気になるのなら、お前が歩け」

「歩けるか、狭いだろ」

 狭くなくても危険かと思いますね……。

 手すりもないし。

 人間が歩けるキャットウォークもあるが、あれは無理だろう、とあやめが見上げていると、桐治が言ってくる。

「それにしても、お嬢さん、よくこんな奴と住んでますね」

 ……あなたのご家族ですよね? この人。

「最初に叩き出してやればよかったのに」
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