極上御曹司の純愛〜幼なじみに再会したら囲い込まれました〜
突然母から朝日くんの名前を口にされ驚いた。
ここに来てまで彼の名前を聞くことになるなんて思わなかったからだ。
「そういえば音羽くんてね、昔私たちが引っ越してからお父さまと一緒にここに訪ねに来てくれたことがあったのよ」
「――えっ!? なにそれ」
初耳だ。朝日くんからも彼の父親からも何も聞いていない。もちろん今話してくれている母からも。
「美詞は知らないと思うけど、音羽くんがどうしても美詞に伝えたいことがあるからって遠くから訪ねて来てくれたのよ。でもその当時、美詞は引っ越したショックで部屋から出てこれなくて、学校にも行けないくらい引きこもってたでしょ」
「……あったね」
「せっかく来てくれたのに誰にも会いたくないみたいで無理そうだって言ったら、残念そうに父親に慰められながら帰って行ったのよ」
知らなかった……。わざわざここまで来てくれたなんて。
母が朝日くんが来たことを言わなかったのは、当時私の精神状態が悪かったからだろう。回復するまで待っていたらいつのまにか伝えるのを忘れていたのかもしれない。
ここに来てまで彼の名前を聞くことになるなんて思わなかったからだ。
「そういえば音羽くんてね、昔私たちが引っ越してからお父さまと一緒にここに訪ねに来てくれたことがあったのよ」
「――えっ!? なにそれ」
初耳だ。朝日くんからも彼の父親からも何も聞いていない。もちろん今話してくれている母からも。
「美詞は知らないと思うけど、音羽くんがどうしても美詞に伝えたいことがあるからって遠くから訪ねて来てくれたのよ。でもその当時、美詞は引っ越したショックで部屋から出てこれなくて、学校にも行けないくらい引きこもってたでしょ」
「……あったね」
「せっかく来てくれたのに誰にも会いたくないみたいで無理そうだって言ったら、残念そうに父親に慰められながら帰って行ったのよ」
知らなかった……。わざわざここまで来てくれたなんて。
母が朝日くんが来たことを言わなかったのは、当時私の精神状態が悪かったからだろう。回復するまで待っていたらいつのまにか伝えるのを忘れていたのかもしれない。