ゾンビゲーム 〜生死をかけて脱出せよ!〜
「とにかく、探すしかなさそうだな」




文秋がそう言って座卓から降りた、そのときだった。

どこかでカチッと小さな音がして3人は同時に動きを止めた。

今のは今までの部屋でも聞いたことのある音だった。

ゾンビが隠れているドア鍵が空いた音。

3人の顔から血の気が引いていく。

誰も何も言わずに部屋の中を警戒して見回す。

壁の中からか、それとも本棚の奥からか。

どこから出現するかわからないゾンビに体を寄せ合う。

しかし、待っていてもゾンビはどこからも出てこない。

室内にはどんどん水が溜まっていくばかりで、他に変化はなかった。




「今の音はなんだったんだ?」
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