財閥御曹司の独占的な深愛は 〜彼氏に捨てられて貯金をとられて借金まで押し付けられた夜、婚約者に逃げられて未練がましい財閥御曹司と一晩を過ごしたら結婚を申し込まれました〜
「俺が未練がましいからっていつまでもお前に気持ちがあると思うな。仮に気持ちがあったとしてもお前とよりを戻すことはない」
「つまんねー男」
茉優は椅子に反り返って座り、大きく足を組んだ。
「いっつも仕事仕事で私をほったらかしだし。贅沢はさせてくれそうだから婚約したけど、エッチはヘタクソだし」
千遥は唖然とした。なんてことを言うんだ。
「ねえ、この男のエッチ、つまんないでしょ?」
千遥に同意を求めて来る。千遥は絶句した。
「あ、まだやってない?」
けらけらと茉優は笑った。
「エッチがつまんないって最悪よねえ」
陰から覗くバイトに聞こえるように、彼女は重ねていった。
「やめなさいよ! 彼の大事な初めてをもらっておいて、何よその言いぐさ!」
千遥がかっとして立ち上がった。がたん、と椅子が倒れた。海里は顔を赤くして彼女を制止した。
「やめて、恥ずかしいから」
けっ、と茉優は吐き捨てるように笑った。
千遥は椅子を立て直し、座る。その目は茉優から離さない。
「純情な彼を傷付けて、許さないから!」
「その年で純情って」
茉優は鼻で笑う。
「婚約破棄の慰謝料、一億くらいで手を打ってあげるわよ」
「有責はお前だ。一銭たりとも払わない」
「じゃあ訴えるわ。会社のイメージが悪くなるわよ。女子供を捨てたって」
「こちらが勝つ。イメージなどどうとでもできる。訴訟がダメージになると思ったら大間違いだぞ」
彼は不敵に笑う。
彼女はチッと舌打ちした。
「もう俺につきまとうな。今後はストーカーとして対処する。ホテルは明日にでも出て行け」
「役に立たないわね」
茉優はバッグを持って席を立った。そのまま出て行こうとする。
「待って、赤ちゃん!」
「いらないわ。あげる」
「最低!」
千遥は怒って彼女を睨みつけた。が、彼女はそれを鼻で笑う。
「つまんねー男」
茉優は椅子に反り返って座り、大きく足を組んだ。
「いっつも仕事仕事で私をほったらかしだし。贅沢はさせてくれそうだから婚約したけど、エッチはヘタクソだし」
千遥は唖然とした。なんてことを言うんだ。
「ねえ、この男のエッチ、つまんないでしょ?」
千遥に同意を求めて来る。千遥は絶句した。
「あ、まだやってない?」
けらけらと茉優は笑った。
「エッチがつまんないって最悪よねえ」
陰から覗くバイトに聞こえるように、彼女は重ねていった。
「やめなさいよ! 彼の大事な初めてをもらっておいて、何よその言いぐさ!」
千遥がかっとして立ち上がった。がたん、と椅子が倒れた。海里は顔を赤くして彼女を制止した。
「やめて、恥ずかしいから」
けっ、と茉優は吐き捨てるように笑った。
千遥は椅子を立て直し、座る。その目は茉優から離さない。
「純情な彼を傷付けて、許さないから!」
「その年で純情って」
茉優は鼻で笑う。
「婚約破棄の慰謝料、一億くらいで手を打ってあげるわよ」
「有責はお前だ。一銭たりとも払わない」
「じゃあ訴えるわ。会社のイメージが悪くなるわよ。女子供を捨てたって」
「こちらが勝つ。イメージなどどうとでもできる。訴訟がダメージになると思ったら大間違いだぞ」
彼は不敵に笑う。
彼女はチッと舌打ちした。
「もう俺につきまとうな。今後はストーカーとして対処する。ホテルは明日にでも出て行け」
「役に立たないわね」
茉優はバッグを持って席を立った。そのまま出て行こうとする。
「待って、赤ちゃん!」
「いらないわ。あげる」
「最低!」
千遥は怒って彼女を睨みつけた。が、彼女はそれを鼻で笑う。