知人の紹介で
そんな勉強会を始めて、三ヶ月くらいが経過した頃。志信と二人でいつものように勉強会を開いていれば、偶然通りかかった圭吾が声をかけてきた。
「お、志信に元宮。お前ら、本当に仲よくなったなー。二人で何してんの?」
「今日は安藤くんにアルゴリズムについて教えてもらってるの」
「え? 勉強してんの?」
「うん。他の学科の勉強も楽しいものだね」
「あー、そうなんだ。それはー、お前らならではだな……まあ、仲よくやってるなら何でもいいや。もうすっかり友達って感じだな」
「「友達」」
衣月と志信の声がきれいに重なり、二人して顔を見合わせた。友達という感覚は持っていなくて、確かめるようにその言葉を吐いていた。
「え、いや、友達だろ。お前ら一緒にいて楽しそうじゃん」
「そうなのか……圭吾以外いなかったからよくわからなかったけど、これも友達なのか」
衣月も心の中でそうなのかと考えていた。今のゼミ仲間と志信以外、衣月が親しくしている人はいないから、友達というのがなかなかピンとこなかったのだ。でも、確かにこの関係を分類するなら、友達が正しいと思えてくる。
「お前ら本当に不器用だな。難しく考えなくても、自然と一緒にいるようになってるのが友達だから」
「それなら確かに僕と元宮さんは友達……えっと、いいですか? 僕と友達で」
志信にそう問われて、衣月はすぐに頷いた。
「はい。大丈夫です。よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
二人してお辞儀し合った。
「お、志信に元宮。お前ら、本当に仲よくなったなー。二人で何してんの?」
「今日は安藤くんにアルゴリズムについて教えてもらってるの」
「え? 勉強してんの?」
「うん。他の学科の勉強も楽しいものだね」
「あー、そうなんだ。それはー、お前らならではだな……まあ、仲よくやってるなら何でもいいや。もうすっかり友達って感じだな」
「「友達」」
衣月と志信の声がきれいに重なり、二人して顔を見合わせた。友達という感覚は持っていなくて、確かめるようにその言葉を吐いていた。
「え、いや、友達だろ。お前ら一緒にいて楽しそうじゃん」
「そうなのか……圭吾以外いなかったからよくわからなかったけど、これも友達なのか」
衣月も心の中でそうなのかと考えていた。今のゼミ仲間と志信以外、衣月が親しくしている人はいないから、友達というのがなかなかピンとこなかったのだ。でも、確かにこの関係を分類するなら、友達が正しいと思えてくる。
「お前ら本当に不器用だな。難しく考えなくても、自然と一緒にいるようになってるのが友達だから」
「それなら確かに僕と元宮さんは友達……えっと、いいですか? 僕と友達で」
志信にそう問われて、衣月はすぐに頷いた。
「はい。大丈夫です。よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
二人してお辞儀し合った。