知人の紹介で
 そうして翌週。約束通りに二人に会いに来てくれた圭吾に、衣月と志信は、各々の症状と、それが恋であるかどうかについての教えを請うた。

「お前ら、本気で言ってる?」
「当たり前だよ」
「嘘だろ……ここまでとは……」

 圭吾はそう言って頭を抱えてしまったが、すぐに顔を上げて両膝をバンっと叩きながら衣月と志信に向き合ってくれた。

「まあ、ここまでわかっただけでもお前らにしては十分だな。よし。今から俺の質問に二人とも答えてみろ。いいな?」
「「わかった」」

 衣月と志信が同時に頷くと、圭吾は少しだけおかしそうに笑いを浮かべたあとに、その質問とやらを口にしはじめた。
< 161 / 179 >

この作品をシェア

pagetop