知人の紹介で
そして、この日を境に、湊斗は自分の顔を隠すことをやめ、さらには純花に対してよく話をしてくれるようになった。それは勉強のことだけではなくて、ただのおしゃべりと言えるようなものまでしてくれるようになったのだ。
「純花さん。純花さんのこと訊いてもいい? 質問したら教えてくれる?」
「答えられることならいいよ」
「じゃあ、純花さんの好きな食べ物は?」
そのなんともかわいらしい質問に思わず笑いがこぼれた。
「ふふ。そんなことが知りたいの?」
「うん、知りたい」
「私の好きな食べ物はね、ナポリタンだよ」
「スパゲッティーの?」
「そうだよ」
「ちょっと意外。何かのスイーツかと思ってた」
確かに純花は甘いもの好きのかわいいもの好きに見られることが多く、実際に好きでもあるのだが、食べ物の中だと断然ナポリタンが好きだ。今も週に一度くらいの頻度で食べている。
「もちろんスイーツは好きだよ。でも、食べ物で何が好きかって言われるとナポリタンだなー」
「そんなに好きなの?」
「好きだよ。すごくね。我が家ではナポリタンがご褒美レシピだったくらいだから」
「そうなんだ。純花さん、かわいい」
年下の男の子からとはいえ、かわいいと言われれば嬉しくなるものなのだと純花は初めて知った。なんだか気恥ずかしくて、純花は照れ隠しの言葉を口にしていた。
「純花さん。純花さんのこと訊いてもいい? 質問したら教えてくれる?」
「答えられることならいいよ」
「じゃあ、純花さんの好きな食べ物は?」
そのなんともかわいらしい質問に思わず笑いがこぼれた。
「ふふ。そんなことが知りたいの?」
「うん、知りたい」
「私の好きな食べ物はね、ナポリタンだよ」
「スパゲッティーの?」
「そうだよ」
「ちょっと意外。何かのスイーツかと思ってた」
確かに純花は甘いもの好きのかわいいもの好きに見られることが多く、実際に好きでもあるのだが、食べ物の中だと断然ナポリタンが好きだ。今も週に一度くらいの頻度で食べている。
「もちろんスイーツは好きだよ。でも、食べ物で何が好きかって言われるとナポリタンだなー」
「そんなに好きなの?」
「好きだよ。すごくね。我が家ではナポリタンがご褒美レシピだったくらいだから」
「そうなんだ。純花さん、かわいい」
年下の男の子からとはいえ、かわいいと言われれば嬉しくなるものなのだと純花は初めて知った。なんだか気恥ずかしくて、純花は照れ隠しの言葉を口にしていた。