知人の紹介で
けれど、受験本番までもうあとひと月もないという頃に、湊斗はやけに不安そうな表情を浮かべるようになってしまった。受験自体が不安なのかもしれないとも思ったが、それにしてはどうも浮かない感じの表情だ。もしかしたら受験以外に何か心配事でもできたのかもしれない。純花はそれを受験に持ち込んでほしくなかった。それで上手くいかなかったら、絶対に後悔すると思ったのだ。
「湊斗くん。何か心配なことでもある? 最近不安そうにしてるよね? 心配なことあるなら今のうちに解決しておこう? 受験本番に持ち込みたくないでしょう?」
「……うん」
「私に相談できる?」
純花が優しく促してみると湊斗は恐る恐ると言った様子で口を開いた。そして、湊斗が放った言葉は予想外なものだった。
「湊斗くん。何か心配なことでもある? 最近不安そうにしてるよね? 心配なことあるなら今のうちに解決しておこう? 受験本番に持ち込みたくないでしょう?」
「……うん」
「私に相談できる?」
純花が優しく促してみると湊斗は恐る恐ると言った様子で口を開いた。そして、湊斗が放った言葉は予想外なものだった。