授かり盲愛婚。 〜ハイスペ紳士とラグジュアリ一な一夜を過ごしたら、愛の結晶を宿しました。〜



「いらっしゃい、史菜さん。旦那さんもようこそ」

「ありがとうございます、朝早くに開けていただいて」

「そんな、いいのよ! だって今日帰るって聞いたからびっくりして桜木さんにも連絡したら飛んできてくれたの」


 桜木さんの後ろには彼女の旦那さんがいらっしゃった。



「そうだ、史菜さん。今日は特別にリラクゼーションしてあげる」

「え、本当ですか? 嬉しい」


 マキさんはどうぞ〜と言って個室に案内してくれた。施術前のお腹のチェックをされると横になりクッションで横向きになる。


「辛くないですか? 大丈夫?」

「はい。大丈夫です」

「じゃあ、はじめて行きますね」


 アロマオイルをマキさんは手に取ると、全身のマッサージが開始された。

 マッサージをしてくださっている中で「旦那さんにも覚えて貰おうかな」なんて言い出した彼女は、私に声をかけて出て行ってしまった。



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