両片想い政略結婚~執着愛を秘めた御曹司は初恋令嬢を手放さない~
翔真さんとの新婚生活は本当に幸せだったなと実感する。だけど同時に、幸せだと感じていたのは私だけだったんだと思い知り、胸が痛くなった。
翔真さんは私とは違う女性を想いながら、この生活を送っていた。裏切られたことよりも、優しい彼にそんな我慢をさせていたことに罪悪感が込み上げる。
翔真さんの葛藤に気付いてあげられなかった自分が情けなくなった。
「……よし。荷物をまとめなきゃ」
泣きそうになる自分に活を入れるため、声に出して言い自室へと向かった。
全部の荷物を持って行くのは無理だから、とりあえず数日分だけまとめよう。それ以外の物は、落ち着いてから取りにくればいい。
そう思いながら大きなクローゼットを見上げる。
中にはたくさんの洋服が収納されていた。洋服だけじゃなく、アクセサリーやバッグもたくさん。私が持ってきた服は一部で、ほとんどは翔真さんが選んでくれたものだ。
ひとつひとつに彼との思い出があって、手に取ると涙がこみあげてくる。
このまま結婚生活を続ければ、今と変わらぬ日々が過ごせるかもしれない。
夫婦でいる限り翔真さんは自分の気持ちを押し殺し、優しい夫でい続けてくれると思う。
翔真さんは私とは違う女性を想いながら、この生活を送っていた。裏切られたことよりも、優しい彼にそんな我慢をさせていたことに罪悪感が込み上げる。
翔真さんの葛藤に気付いてあげられなかった自分が情けなくなった。
「……よし。荷物をまとめなきゃ」
泣きそうになる自分に活を入れるため、声に出して言い自室へと向かった。
全部の荷物を持って行くのは無理だから、とりあえず数日分だけまとめよう。それ以外の物は、落ち着いてから取りにくればいい。
そう思いながら大きなクローゼットを見上げる。
中にはたくさんの洋服が収納されていた。洋服だけじゃなく、アクセサリーやバッグもたくさん。私が持ってきた服は一部で、ほとんどは翔真さんが選んでくれたものだ。
ひとつひとつに彼との思い出があって、手に取ると涙がこみあげてくる。
このまま結婚生活を続ければ、今と変わらぬ日々が過ごせるかもしれない。
夫婦でいる限り翔真さんは自分の気持ちを押し殺し、優しい夫でい続けてくれると思う。