両片想い政略結婚~執着愛を秘めた御曹司は初恋令嬢を手放さない~
「そんなに驚かなくても」
目を丸くした私を見て翔真さんが苦笑する。
翔真さんは不意打ちで見てもかっこよすぎる……。ドキドキとうるさい心臓をおさえながら口を開いた。
「ちょ、ちょっと考えごとをしていて」
「考えごと?」
「あの、翔真さんには性欲がないのかなって……」
動転していたせいで、考えていたことをそのまま言葉にしてしまった。はっとして口をつぐんだけれど、もう遅い。
「性欲って……」
翔真さんが驚いたように言葉につまり、そしてゴホゴホと咳き込んだ。
うつむいて口元を押さえた顔がわずかに赤らんでいるのが見えて、彼もかなり動揺しているのが伝わって来た。
「す、すみません、変なことを言って! 忘れてください!」
恥ずかしくて頬が熱くなる。
両手で顔を隠して謝ると、翔真さんは自分を落ち着かせるように深呼吸をしてから「いや」と首を横に振った。
「どうしてそんなことを考えてたの?」
翔真さんは私の失言を聞き流すつもりはないようだ。静かに問われ、おそるおそる口を開く。
「結婚して三カ月が経つのに、いっさいそういう気配がないので。翔真さんは私なんかじゃその気になれないのかなと不安になって……」
あきれられるんじゃないかとドキドキしていると、翔真さんはゆっくりと息を吐き出した。
目を丸くした私を見て翔真さんが苦笑する。
翔真さんは不意打ちで見てもかっこよすぎる……。ドキドキとうるさい心臓をおさえながら口を開いた。
「ちょ、ちょっと考えごとをしていて」
「考えごと?」
「あの、翔真さんには性欲がないのかなって……」
動転していたせいで、考えていたことをそのまま言葉にしてしまった。はっとして口をつぐんだけれど、もう遅い。
「性欲って……」
翔真さんが驚いたように言葉につまり、そしてゴホゴホと咳き込んだ。
うつむいて口元を押さえた顔がわずかに赤らんでいるのが見えて、彼もかなり動揺しているのが伝わって来た。
「す、すみません、変なことを言って! 忘れてください!」
恥ずかしくて頬が熱くなる。
両手で顔を隠して謝ると、翔真さんは自分を落ち着かせるように深呼吸をしてから「いや」と首を横に振った。
「どうしてそんなことを考えてたの?」
翔真さんは私の失言を聞き流すつもりはないようだ。静かに問われ、おそるおそる口を開く。
「結婚して三カ月が経つのに、いっさいそういう気配がないので。翔真さんは私なんかじゃその気になれないのかなと不安になって……」
あきれられるんじゃないかとドキドキしていると、翔真さんはゆっくりと息を吐き出した。