両片想い政略結婚~執着愛を秘めた御曹司は初恋令嬢を手放さない~
翔真さんが私の手首の内側を甘噛みした。柔らかく触れた歯の感触に、背筋がぞくぞくと粟立った。
「あっ、翔真さん……」
泣きそうな声で名前を呼ぶ。
「本当に、かわいすぎる」
ため息交じりにそう言って、翔真さんは体をかがめた。首筋にキスをされ体が跳ねる。
翔真さんの手が私の服の中にすべりこんできた。鎖骨や胸元にキスをしながら、ゆっくりと手を動かし私の肌をなぞる。
「ま、待ってくださいっ」
私は喉をのけぞらせながら翔真さんを見上げる。
「いや?」
「い、いやではないですけど、こんな場所で……?」
今まで三回ほど翔真さんに抱いてもらったけど、すべて彼の寝室でだった。
明るいリビングのソファの上でなんて初めてだ。恥ずかしくてどうしていいのかわからなくなる。
「俺は、今すぐ彩菜を抱きたい」
いつもは穏やかで優しい翔真さんが、今日はちょっと強引だった。
片手で胸元のボタンをはずしながらこちらを見下ろす彼は、壮絶なほど色っぽくて心臓が止まりそうになる。
白いシャツがはだけ、鍛えあげられた体がのぞく。そのセクシーさに息をのむ。
翔真さんの手が私の服をめくりあげ、肌がさらされた。
こんな明るい場所で体を見られている。そう思うと羞恥と緊張と興奮で、頭がくらくらしてきた。
「あっ、翔真さん……」
泣きそうな声で名前を呼ぶ。
「本当に、かわいすぎる」
ため息交じりにそう言って、翔真さんは体をかがめた。首筋にキスをされ体が跳ねる。
翔真さんの手が私の服の中にすべりこんできた。鎖骨や胸元にキスをしながら、ゆっくりと手を動かし私の肌をなぞる。
「ま、待ってくださいっ」
私は喉をのけぞらせながら翔真さんを見上げる。
「いや?」
「い、いやではないですけど、こんな場所で……?」
今まで三回ほど翔真さんに抱いてもらったけど、すべて彼の寝室でだった。
明るいリビングのソファの上でなんて初めてだ。恥ずかしくてどうしていいのかわからなくなる。
「俺は、今すぐ彩菜を抱きたい」
いつもは穏やかで優しい翔真さんが、今日はちょっと強引だった。
片手で胸元のボタンをはずしながらこちらを見下ろす彼は、壮絶なほど色っぽくて心臓が止まりそうになる。
白いシャツがはだけ、鍛えあげられた体がのぞく。そのセクシーさに息をのむ。
翔真さんの手が私の服をめくりあげ、肌がさらされた。
こんな明るい場所で体を見られている。そう思うと羞恥と緊張と興奮で、頭がくらくらしてきた。