私が一番近かったのに…
「いいよ。だって、このままでも充分、俺は幸せだから。幸奈は?」
私はもちろん、幸せに決まってる。愁とこうして触れ合える時間が、何よりも幸せだから。
それに今は、愁も同じ気持ちでいることが嬉しくて。これ以上の幸せなんてなかった。
「私も幸せだよ。でも、本当は愁がどう思っているのか知りたくて。欲しいのに我慢してたら嫌だなって思った」
恋人じゃないのに、こんなにも甘い時間を過ごせるなんて、こんな贅沢、充分すぎるほどの幸せだ。
幸せすぎて、不安になるなんて。今まで幸せを味わってこなかったせいかもしれない。
突然の幸せに、私は戸惑っていた。いつもの愁と様子が違う。こんなふうに優しくされてしまえば、もっと好きになってしまう。
私はあなたが好きだから、些細なことでも不安になってしまう。優しくされて嬉しいのと同時に、怖くもある。
もし、この優しさに意味がないのだとしたら、また私は傷ついてしまう。私を好きではないことが怖い。
これが最後になるかもしれないと思うと、私は必死だった。寧ろキスだけじゃ物足りないと思っているのは、私の方だ。何でも愁のせいにしてしまえば、逃げられるから、私は逃げた。
「そりゃ、欲しいか欲しくないかでいえば、欲しいよ。ただ、お前とは身体だけの関係ではないってことは、分かってほしい」
強く抱き締められた。愁はいつだって優しい。
どうして、こんなにも優しいのだろうか。私のこと、好きになってくれたらいいのに…。
私はもちろん、幸せに決まってる。愁とこうして触れ合える時間が、何よりも幸せだから。
それに今は、愁も同じ気持ちでいることが嬉しくて。これ以上の幸せなんてなかった。
「私も幸せだよ。でも、本当は愁がどう思っているのか知りたくて。欲しいのに我慢してたら嫌だなって思った」
恋人じゃないのに、こんなにも甘い時間を過ごせるなんて、こんな贅沢、充分すぎるほどの幸せだ。
幸せすぎて、不安になるなんて。今まで幸せを味わってこなかったせいかもしれない。
突然の幸せに、私は戸惑っていた。いつもの愁と様子が違う。こんなふうに優しくされてしまえば、もっと好きになってしまう。
私はあなたが好きだから、些細なことでも不安になってしまう。優しくされて嬉しいのと同時に、怖くもある。
もし、この優しさに意味がないのだとしたら、また私は傷ついてしまう。私を好きではないことが怖い。
これが最後になるかもしれないと思うと、私は必死だった。寧ろキスだけじゃ物足りないと思っているのは、私の方だ。何でも愁のせいにしてしまえば、逃げられるから、私は逃げた。
「そりゃ、欲しいか欲しくないかでいえば、欲しいよ。ただ、お前とは身体だけの関係ではないってことは、分かってほしい」
強く抱き締められた。愁はいつだって優しい。
どうして、こんなにも優しいのだろうか。私のこと、好きになってくれたらいいのに…。