私が一番近かったのに…
「うん。確かに幸奈は、俺の一番近くに居たよ。
俺もずっとそう思ってたからあの日、幸奈に確認を取ったんだ。本当に俺が、今の彼女と付き合ってもいいのか?って…」
あの時、どうして私は、ちゃんと引き止めなかったのだろうか。
ちゃんと引き止めていたら、こんなことにはならなかったのに…。
今更、後悔したってもう遅いし、こんな形ではあるが、自分の気持ちがバレてしまった。
今の私に残された道はたった一つ。愁にきっぱりフッてもらうことだ。
それでも、私はまだ諦めきれなかった。これ以上、彼女に負けたくない。どんな手を使ってでもいい。必ずあなたを手に入れてみせる。
しかし、私の頭の中はまだ上手く整理できておらず、正常な判断ができなかった。
「俺はずっと幸奈のことが好きだった…」
失恋したショックのあまり、頬に一筋の雫が伝った。
この際、どうなったって構わなかった。もうこの想いが報われないのであれば、私の初めてをあなたに捧げたいと思った。
このまま純潔を守っても、もう無意味なのだから。
本音を言えば、あなたの彼女という立場になって、捧げたかった。
今の私には身体を差し出す以外、あなたを繋ぎ止める方法がなかった。
「ごめんなさい。愁の気持ちは中山くんから聞いて、それで知ってたの。
中山くんには黙っていてほしいってお願いされたんだけど、黙ってなんかいられなかった…」
中山くん、ごめんなさい。私はもう自分の気持ちに嘘をつきたくはなかった。
いっそのこと、嘘なんてつかずに、自分の気持ちに正直でいたかった。
「中山が…。そうか」
私の一言により、愁の機嫌は一気に悪くなった。
それもそうだ。自分の知らないところで、勝手に自分の気持ちを暴露されてたのだから。気に食わないのも当然だ。
「勝手にごめんね。でも、中山くんがご厚意で私に教えてくれたの。
だから、中山くんのことは責めないであげて…」
こんな時にまで他人の心配なんて、私はなんて呑気な性格なのだろうか。まずは自分の心配をするべきなのに…。
俺もずっとそう思ってたからあの日、幸奈に確認を取ったんだ。本当に俺が、今の彼女と付き合ってもいいのか?って…」
あの時、どうして私は、ちゃんと引き止めなかったのだろうか。
ちゃんと引き止めていたら、こんなことにはならなかったのに…。
今更、後悔したってもう遅いし、こんな形ではあるが、自分の気持ちがバレてしまった。
今の私に残された道はたった一つ。愁にきっぱりフッてもらうことだ。
それでも、私はまだ諦めきれなかった。これ以上、彼女に負けたくない。どんな手を使ってでもいい。必ずあなたを手に入れてみせる。
しかし、私の頭の中はまだ上手く整理できておらず、正常な判断ができなかった。
「俺はずっと幸奈のことが好きだった…」
失恋したショックのあまり、頬に一筋の雫が伝った。
この際、どうなったって構わなかった。もうこの想いが報われないのであれば、私の初めてをあなたに捧げたいと思った。
このまま純潔を守っても、もう無意味なのだから。
本音を言えば、あなたの彼女という立場になって、捧げたかった。
今の私には身体を差し出す以外、あなたを繋ぎ止める方法がなかった。
「ごめんなさい。愁の気持ちは中山くんから聞いて、それで知ってたの。
中山くんには黙っていてほしいってお願いされたんだけど、黙ってなんかいられなかった…」
中山くん、ごめんなさい。私はもう自分の気持ちに嘘をつきたくはなかった。
いっそのこと、嘘なんてつかずに、自分の気持ちに正直でいたかった。
「中山が…。そうか」
私の一言により、愁の機嫌は一気に悪くなった。
それもそうだ。自分の知らないところで、勝手に自分の気持ちを暴露されてたのだから。気に食わないのも当然だ。
「勝手にごめんね。でも、中山くんがご厚意で私に教えてくれたの。
だから、中山くんのことは責めないであげて…」
こんな時にまで他人の心配なんて、私はなんて呑気な性格なのだろうか。まずは自分の心配をするべきなのに…。