不滅のユースティティア。
これで全員が揃ったSクラス。
光属性のルス先輩、氷属性のハオさん、風属性のアレフくんと治癒属性のローサさん。
「聞いてローサ。江架は俺の友達なんだ」
「ふっ、よかったなアレフ。アネモスも喜んでいるだろう。江架もありがとうな」
「か、かっこいい……」
「…お前は可愛い。もう1回抱かせてくれ」
「いーの?抱かれちゃったよえっちゃん」と言いながら、ルス先輩の肩に手を置いたハオさん。
「……僕のいちばんのライバルってローサかも」
「ははっ、やっぱルスはそっち目線なんだ」
気になっていたことがひとつひとつ解決して、知らなかったことを知っていくと、頭のなかに残るひとがいる。
あの人のことだけは謎が深まるばかりだった。
レオンハルト───さん。
今日もこの教室に来るまでに見た、絵画に写っているひと。
あの日、私を助けてくれた、懐かしさを感じる氷魔法。
彼のことだけはSクラスのみんなや夜巳おばあちゃんに聞くんじゃなく、自分の力で知りたいと思った。