可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
「あなたも、ここに住むの?」
ルシアが尋ねると、カーバンクルは「キキ」と頷いた。
<お主に名前をつけてほしいそうだ>
「私がつけていいの?」
ルシアが尋ねると、コクコクとカーバンクルは頷いた。
キラキラと期待に満ちた瞳でルシアを見る。
ニィとウルカヌスはなんとも言えない顔でルシアを見ている。
「じゃあ、カーバンクルのバンク! よろしくね!」
カーバンクルは、ルシアの肩の上でズルッとこけた。安易な呼び名に脱力したのだ。