可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
「まぁ、そうなるよね。オイラはブラウニーのニィだし」
<偉大なる精霊の儂でさえ、ウルちゃん呼ばわりだからな>
「ゥキィィィ……」
肩を落とすカーバンクルを見て、ルシアは慌てる。
「え? いやだった? じゃあ、カバ? クル?」
ルシアの代案を聞き、カーバンクルは鼻に皺を寄せ頭を横に振った。
<バンクでいいそうだ>
ウルカヌスが伝える。
「じゃバンク! 仲良しの印に、まずはモフモフさせて!」
「キュキ!」
バンクは頷くと、モフモフの尻尾をルシアの顔の前に差しだした。