可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
逆に、魔晶石が取れなくなったジューレ侯爵家は、ヒベルヌス王国で立場が弱くなっている。
そんな噂が、ルシアの耳にも聞こえるようになっていた。
セファ領が豊かにつれ、反比例のようにジューレ侯爵家は落ちぶれていくようだった。
・・・・
一日の仕事を終え、ルシアは看板の明かりを消そうとしていた。
するとそこへ、フードを被った男たちが三人滑り込んできた。
「いらっしゃいませ」
ルシアが声をかけるが、なんの返事もしない。
ただジロジロと店の中を眺めているだけだ。