可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
「これは……」
「ああ」
「カラクリ箱ですね?」
ルシアが尋ねると、男は苦笑いをした。
「開けずによくわかったな」
「ええ、似たようなものを見たことがあります」
ウルカヌスの宿るペンダントもカラクリ式なのだ。
「これを開けることはできるか?」
「たぶん……お急ぎですか?」