可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~

「あー!! ルシア! 目が覚めた!! カイル! どうして教えないのー!!」

 声を荒らげるのはニィである。

「キキキー!!」

 バンクも不満そうに鳴いた。ドアの向こうではたくさんのカーバンクルがこちらを覗きこんでいる。山から避難してきたのだろう。

「ごめん、嬉しくって」

 カイルが謝る。
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