可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
「どうしたの? ウルちゃん」
<儂は……調子が、悪い……のだ。水浸しになる……わ、埃まみれ……になるわ……。早く、元気に……なって、儂を……直せよ、ルシア>
ウルカヌスの言葉に、ルシアは慌ててペンダントを両手で包み込む。
「うん。ごめんね、ウルちゃん。無理させて」
思わず涙が零れ、ペンダントに落ちた。
<お前の涙は……しみ入るのだ……>
ウルカヌスに言われ、ルシアはペンダントを慌ててパジャマで拭いた。