可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
<儂の……ことは、いい、早く……ニィの、蜂……レモンを飲め……>
ウルカヌスにそう言われ、ルシアは頷いた。
「ニィ、蜂蜜レモンちょうだい?」
「はい。ルシア。カイルもどうぞ」
ニィは蜂蜜レモンをふたりに配る。
ルシアは両手でカップを持って、蜂蜜レモンを味わった。噴煙で荒れた喉に少ししみる。しかし、温かくて美味しくてホッとする。
カイルも落ち着いたようにため息をついた。