可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~
そこへ、顎髭の生えた男がやってきた。以前ルシアの魔導具工房へカラクリ箱を持ってやってきた男だ。
「第三騎士団副長」
カイルが声をかけると、第三騎士団長はにこやかに笑った。
シグラ王国第三騎士団は王族の警護を任されているのだ。
「よく我慢なさいました。カイル殿下」
カイルは小さく笑う。