可愛げがないと捨てられた天才魔導具師は隣国でのんびり気ままな工房生活を送ることにしました!~念願の第二の人生、思う存分ものづくりライフ!~

「副団長はルシアの魔導具工房へ来たんだってね。ルシアから聞いたよ」

「はい。第一王子殿下の魔導具師の護衛を命じられました」

「そう。君もルシアをそう思った?」

「私は魔導具のことは詳しくないので、殿下への報告は専属の魔導具師がおこないました。が、魔導具師は虚偽の報告をしたようですね」

 副団長はナタンが消えた廊下の先を見た。

「彼女はたぐいまれなる才能の持ち主です」

 副団長が言い、カイルはなんとも複雑な気分になる。
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